これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date:  Wed, 9 Dec 1998 18:17:35 +0900 (JST)
From:  tamamik@arttowermito.or.jp
Subject:  [atm-info,00569] Concours International de Piano et Violon Marguerite Long-Jacques	 Thibaud, 1998
Sender:  jun@re.soum.co.jp
To:  atm-info@re.soum.co.jp
Message-Id:  <492566D5.00289B47.01@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 00569


▼ATM速報1998年12月9日発−−−−−−−−−−−−−−−−−

フランスの二人の名演奏家、ピアノのマルグリット・ロンとヴァイオリンの
ジャック・ティボーが1943年に開始したロン=ティボー音楽コンクールは、
今日では世界的な若手演奏家の登竜門として知られています。
1990年にはヴァイオリンの小林美恵さん(水戸カルテット/ATMアンサンブル
メンバー)が日本人として初優勝を果たし話題となりました。

今年のピアノ部門では、全盲の日本人演奏家、梯剛之(かけはし たけし)
さんが見事な演奏で2位入賞を果たしましたが、水戸芸術館にとっては、5位
に大崎結真(おおさき ゆま)さんが入賞したことも嬉しいニュースです。

大崎さんは、1990年から94年まで水戸芸術館で開かれていた「中村紘子ピア
ノ公開レッスン」の第2期(1992年)の受講生でした。あるいは1992年4月の
第3回「茨城の名手・名歌手たち」に当時小学校5年生(最年少)で出演、
ご記憶の方も多いと思います。その後数々の輝かしいコンクール歴を重ねな
がら現在に至った高校2年生です。
大崎さんの今後のご活躍を心からお祈り申し上げるとともに、専門的な公開
レッスンのみならず、各種見学会やワークショップを通して、水戸芸術館が
さまざまな形で子どもたちとともに歩み続けていることを、ふたたびお伝え
いたします。

−−−次回配信をお楽しみに!−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−