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Date: Thu, 8 Apr 1999 18:37:58 +0900 (JST)
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,00665] The Tallis Scholars
Sender: jun@re.soum.co.jp
To: atm-info-deliv@re.soum.co.jp
Message-Id: <4925674D.00108008.00@david.arttowermito.or.jp>
X-Mail-Count: 00665
▼ATM速報1999年4月8日発−−−−−−−−−−−−−−−−−
トマス・モア「ユートピア」、英国教会成立、ドレイクの世界一周、ウォ
ルター=ローリーのヴァージニア植民と、世界観を変える史事に彩られた
16世紀のイギリスを生きた音楽家トマス・タリスの、「スコラー」を名乗
るヴォーカルアンサンブル、待望の水戸芸術館初登場です。
神秘的に美しいCDジャケットの数々を思い浮かべながら、コンサートホール
ATMでのライヴ、<パンジェ・リングヮ>ほかをどうぞ。
タリス・スコラーズ演奏会
指揮:ピーター・フィリップス
1999年7月2日(金) 18:00開場 18:30開演
会場:水戸芸術館コンサートホールATM
料金:座席指定 A席4,000円 B席3,000円
チケット発売:4月24日(土)
TEL 029-231-8000(9時30分〜18時、月曜休)
mailto:ticket@arttowermito.or.jp (4月24日・土 9時30分〜無休)
曲目:
ジョスカン・デフレ: ミサ<パンジェ・リングヮ>
クレメンス・ノン・パパ: 父よ、われは天に対し
ほか
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タリス・スコラーズ
1973年、指揮者のピーター・フィリップスにより創設された、イギリスの
混声合唱団。原則として各パート 2名で演奏し、アルトには女声とカウン
ターテナーを併用している。
ピーター・フィリップスのもと、ヴィブラートを抑えた透明な声、正確無
比な音程、完璧に調和した和声、明瞭な旋律線を徹底的に追求し、ルネサ
ンス教会音楽の演奏における第一級の合唱団として高い評価を得ている。
団の名前の由来となった作曲家トマス・タリスやバードたちのイギリスの
音楽、今回水戸芸術館で演奏されるフランドルの音楽、イタリアの作曲家
パレストリーナの作品の3つを大きな柱として活動する一方、クレメンス
・ノン・パパ、フレイ・マヌエル・カルドーソ、チプリアーノ・デ・ロー
レなど、あまり知られていない作曲家の手による良質な作品の紹介にも積
極的である。
演奏会は年に80本のペースで行なっている。イギリス国内の他、ヨーロッ
パ各国、アメリカ、カナダ、日本、韓国、香港、オーストラリアなどにも
定期的に赴き、高水準の演奏を行い、多くの熱心なファンを獲得している。
また、レコーディングに関しては、タリス・スコラーズのレコーディング
のみを目的として誕生したGimell Recordsより、優れた演奏を収めたCDが
多数発売されている。
http://www.gimell.com/gimell-main.html
代表的なレコード賞受賞として、1987年「ジョスカン/ミサ・パンジェ・
リングヮほか」のCDが英グラモフォン誌「レコード・オブ・ジ・イヤー」、
89年「ラッスス/モテット集」「ジョスカン/ミサ・ロム・アルメ」が仏
ディアパゾン誌「オール・ド・ラネー」賞、91年「パレストリーナ/ミサ
・アスンプタ・エスト・マリアほか」が英グラモフォン誌「アーリー・ミ
ュージック・レコード」賞に輝いている。
1997年に次ぐ7度目の来日。
http://www.arttowermito.or.jp 次回配信をお楽しみに!−−−−−−−