これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date:  Tue, 10 Aug 1999 22:07:50 +0900 (JST)
From:  tamamik@arttowermito.or.jp (Tamami Kojima)
Subject:  [atm-info,00757] Community Lectures 1999 / Contemporary Art Center
Sender:  jun@re.soum.co.jp
To:  info: ;
Message-Id:  <199908101307.WAA04798@juran.asahi-net.or.jp>
X-Mail-Count: 00757

▼ATM速報1999年8月10日発--------------------------------

水戸芸術館現代美術センター市民講座1999

さまざまな分野で活動している方々の魅力的なお話を通じて、表現するこ
とや表現されたものを自分の生活の一部に取り込み生活をより楽しむため
のヒントをご紹介いたします。
今年度は、1回の見学会と3回の講演会を予定しております。
お気軽にご参加ください。

開催概要
企画名:水戸芸術館現代美術センター市民講座1999
主催:水戸芸術館現代美術センター、水戸芸術館友の会

講座数:全4回
第1回/10月23日(土)
見学会「那須の紅葉とニキ美術館を訪ねて」
第2回/11月27日(土)
「おもしろ改造講座」講師:清水ちなみ(コラムニスト)
第3回/2月11日(金・祝)
「宮島流現代美術の話」 講師:宮島達男(美術家)
第4回/3月11日(土)
「現代に伝統を生かす」 講師:田中文男(大工棟梁)

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見学会「那須の紅葉とニキ美術館を訪ねて」
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1999年10月23日(土)午前8時30分〜午後6時30分頃を予定
紅葉シーズンの那須高原を訪ね、美しい自然の中にあるニキ美術館では、
色彩豊かでユーモラスなニキ・ド・サンファルの作品と庭園を鑑賞します。
集合場所・時間:水戸芸術館広場・午前8時20分
見学コース:
水戸芸術館発(8時30分)
↓
那須にて昼食(11時45分着─13時00分発)
↓
ニキ美術館(13時30分着─15時発)
↓
水戸芸術館着(18時30分頃予定)

*道路事情により運行予定時間が遅れる場合も想定されます。
あらかじめご了承ください。

定員:40名(最少催行人数15名)
参加費:7,000円(水戸芸術館友の会会員は6,000円)
*参加費には、交通費、昼食代、入館料、旅行保険代金が含まれます。
お申し込み受付期間:1999年8月20日(金)〜10月15日(金)
*友の会会員の方は、お申し込みの際に、会員番号をお知らせください。
お支払い方法:見学会への参加費は、お申し込み日から1週間以内にご来
館いただき、水戸芸術館チケットカウンターでお支払いただくか、指定の
郵便振替用紙でお振り込みください。
なお、入金の確認がない場合は、キャンセル扱いとさせていただきます。
お申し込み電話番号:水戸芸術館チケット予約センター
TEL. 029-225-3555

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ニキ美術館について
フランスの女性造形作家ニキ・ド・サンファルの作品を展示する美術館と
して1994年に開館。初期の「射撃絵画」から最近作までを網羅した立体・平
面作品 200余点を収蔵、展示し、さらに作家の活動に関する最新情報を紹
介している。コレクション点数は。約9000平方メートルの敷地に建つ美術
館は、周囲の自然景観とニキ・ド・サンファル作品の特性に配慮した、回
廊のあるジグザグ式1階建てで、第22回東京建築賞優秀賞を受賞している。
http://www.int-acc.or.jp/niki/
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ニキ・ド・サンファル(Niki de Saint Phalle)
豊穣な色彩と密度の高い装飾がほどこされた彫刻作品で知られるニキ・ド
・サンファルは、1930年パリに生まれ、 7才の時に家族とともにニューヨ
ークに移住。25才のころバルセロナでガウディの<グエル公園>に出会い、
自分自身の「理想宮殿」の設計を決意。この思いは、彫刻庭園<タロット
・ガーデン>として、1998年にイタリアのトスカーナにて実現する。
1982−83年にはパリ市の要請を受け、ジャン・ティンゲリーとともにポン
ピドゥー・センター脇のストラビンスキー広場の噴水彫刻群を共作。
1992年にはボンのドイツ美術センターの開館記念展として大回顧展を催す。

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講演会(全3回)
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1999年11月27日(土)「おもしろ改造講座」
講師:清水ちなみ(しみずちなみ・OL委員会主宰、コラムニスト)
『おじさん改造講座』で一躍その名を馳せた清水ちなみさんが、人生を楽
しむユニークな視点を披露。
固定観念にとらわれず、自分を鍛え表現するには、他の人よりほんの少し
多めの馬力と毒のセンスも必要かもしれません。さまざまな社会の荒波も
乗り越える柔軟さと過激さが魅力のトークです。
[プロフィール]
1963年東京都生まれ。コンピュータ会社在職中に仲間に呼びかけ、OL委員
会を組織。1987年より週刊文春に「おじさん改造講座」を連載。鋭い観察
力と表現力そして遊び心に長けた視点で話題を呼び、映画化、ドラマ化
(NHK)される。現在1万人以上の会員を持つ委員会のまとめ役として、イ
ベントの企画や講演、執筆活動を精力的にこなす。
著書に『おじさん改造講座』(文春文庫)、『大失恋』(扶桑社)、
『にんじんだもの』(扶桑社)、『公務員というお仕事』(三笠書房)、
『サルでもできる料理教室』(幻冬舎)など多数。
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2000年2月11日(金・祝)「宮島流現代美術の話」
講師:宮島達男(みやじまたつお・美術家)
「1それは永遠に続く。2それは変化し続ける。3それはあらゆるものと
関係を結ぶ。」
これは、宮島作品の理念を表す言葉ですが、作品だけでなく、私たちと現
代美術作品との関係をも示唆しているように思えます。現代美術と自分と
の友好関係を築くには?落研で磨いた宮島流話芸が冴える講座です。
[プロフィール]
1957年東京都生まれ。暗闇に点滅するデジタル・カウンターの作品で、
1988年、ベニス・ビエンナーレの若手アーティスト登竜門「アペルト」展
にて国際的な注目を集める。以後、国内外で数多くの展覧会に出品。
1999年の今世紀最後のベニス・ビエンナーレでは、日本館の代表アーティ
ストとして作品を展示した。近年は長崎で被爆した柿の苗木を育むプロジ
ェクトにも積極的に関わり、アートと人々との関係を密にする活動を展開
している。
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2000年3月11日(土)「現代に伝統を生かす」
講師:田中文男(たなかふみお・大工棟梁)
伝統木造建築の継承者として研鑽を積み、国内外でさまざまなプロジェク
トに関わってきた田中文男さんは、人材の育成にも力を注いでいます。
「故きを温ねて新しきを知る」は、現代美術の世界とも無縁ではありませ
ん。古いものをどんどん切り捨ててゆく現代の日本で「地に足をつけても
のを創り伝えてゆく」厳しさと奥深さ、そしてその知恵と魅力を存分に語
っていただきます。
[プロフィール]
1932年茨城県生まれ。文化財建造物や社寺の修復保存を通して、木造建築
の伝統を今に伝える。1986年、パリ、ポンピドゥー・センターで開催され
た「前衛芸術の日本」展で、建築家、藤井厚二の自邸「聴竹居」の展示や、
ベトナムの文化財修復保存に関わるなど、海外での技術協力も行う。人材
の育成にも力を注ぎ、職人大学である「国際技能工芸大学(仮称)」(埼
玉県・行田市)の開設にむけて尽力。
水戸では、水戸第一高校敷地内にある大手門移築等に関わっている。
著書、関連文献に『関東の住まい』(INAX出版)、『現代棟梁 田中文男』
(INAX出版)など。

会場:水戸芸術館会議場
時間:午後2時〜3時30分(午後1時30分開場)
定員:80名(予約制)
*席に余裕のある場合のみ当日先着順で聴講いただけます。
参加費:各回共500円、水戸芸術館友の会会員は無料
*友の会会員の方も電話予約が必要です。ご予約の際には、会員番号をお
知らせください。
お支払い方法:受講日当日、水戸芸術館チケットカウンターにてお支払い
ください。
*友の会会員の方は、会員証をご提示いただき、チケットカウンターにて
チケットをお受け取り下さい。
市民講座講演会チケットご予約受付開始日:
第2回分1999年8月20日(金)
第3回、第4回分2000年1月11日(火)
ご予約受付電話番号:水戸芸術館チケット予約センター
TEL. 029-225-3555

お問い合わせは下記までどうぞ。
mailto:webstaff@arttowermito.or.jp

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8日・9日は送信を休ませていただきました。

http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---