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Date: Thu, 6 Jul 2000 18:09:05 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,00988] Wayne Marshall (organ) and Ole Edvard Antonsen (trumpet) Recital
To: atm-info@arttowermito.or.jp
Message-Id: <49256914.003162ED.00@david.arttowermito.or.jp>
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▼ATM速報2000年7月6日発----------------------------------
オルガンとトランペット。
呼吸(いき)で響きあう、ふたつの楽器。
大きさも見た目も違うオルガンとトランペットが、
まるで昔からの友だちのように、
自然なデュオを奏でるのはなぜでしょう。
息を吹きこみ響かせる、その輝かしい音色が似ているから?
それとも、どちらもはるか昔から、
ひとびとが出会う晴れがましい瞬間や、
神聖なひと時を彩るという、誇らしい役割を共にしてきたから?
少なくとも確かなのは、マーシャルとアントンセンという音楽家たち
だからこそ、オルガンとトランペットはこんなに親しくことばを
交わしあうのだということ。
オルガンを教会からつれ出し、ダンスを踊らせてしまうマーシャル。
ひとの声も水や風の音も、その唇で軽々と表現するアントンセン。
千変万化の呼吸(いき)の魔法によって、ふたつの楽器は、
バロック音楽から、ミュージカル、ビートルズ、ナポリ民謡まで、
あらゆる音楽を自分たちの歌にしてゆきます。
秋の夜の芸術館エントランスホール。
響きあうふたつの楽器はひとつになり、
もはやオルガンもトランペットも超えた、
澄んだ星空のような奏楽をきかせてくれることでしょう。
担当:中村晃(水戸芸術館音楽部門学芸員)
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マーシャル/アントンセン オルガン&トランペット・リサイタル
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2000年10月23日[月]18:00開場・18:30開演
※当日は休館日ですが16:00に開館します。
ムーレ:ロンドー
ヘンデル:<水上の音楽>より 組曲 第2番 ニ長調 HWV349
J.S.バッハ:前奏曲とフーガ ロ短調 BWV544
アルビノーニ:5声の協奏曲集 作品9より 第2番 ニ短調
マルティーニ:トッカータ<恵み深き神>
バーンスタイン:ウェスト・サイド・ストーリーより
ガーシュウィン:<ポギーとベス>より "サマータイム"
ビートルズ・セレクション
デンツァ:フニクリ・フニクラ変奏曲
※曲目は変更になる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
会場:水戸芸術館エントランスホール
料金(全席指定):A席3,500円・B席2,500円
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チケット発売:7月15日(土)
・館エントランスホールチケットカウンター(9:30〜18:00 月曜休)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00 月曜休)
・MUSIC SHOP かわまた Tel. 029-226-0351
・ヤマハミュージック東関東 Tel. 029-224-2861
・チケットぴあ Tel. 03-5237-9990
・CNプレイガイド Tel. 03-5802-9990
・ATM速報受信のお客様のご予約は、メールでも承ります。
mailto:ticket@arttowermito.or.jp
メールでのご予約は上記アドレス宛、発売日午前9時30分以降、
ご都合のよいお時間にいつでもお送りください。
ご予約のための様式(音楽・演劇共通)をお持ちでない方は、
お手数ですが、上記アドレスまで、事前にご請求ください。
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お問い合わせ
mailto:webstaff@arttowermito.or.jp
館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00 月曜休)
・公演の内容等は、変更になる可能性があります。
・未就学児のご入場はご遠慮ください。
・公演中止の場合を除き、一度購入されたチケットの払い戻し、
交換等は出来かねますのでご了承ください。
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ウェイン・マーシャル(オルガン)
Wayne Marshall:organ
1961年、イギリス生まれ。オルガニストとしての活動のみならずピアニ
スト、作曲家、指揮者としてのキャリアももつ。レパートリーはクラシ
ックのみならず、ジャズ、即興演奏など幅広い。
83年、イギリス王立音楽院を数々の賞を得て卒業後、オーストリア政府
給費生としてウィーン国立音楽大学で学ぶ。ウェストミンスター寺院、
ロイヤルフェスティバルホールなどで伝統的なクラシックから現代音楽
までの作品を取り上げ、オルガニストとしての評価を高める。
ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団、クリーブランド管弦楽団など
多くのオーケストラとの共演も行っており、95年にはベルリン・フィル
ハーモニー管弦楽団恒例のサマーコンサートで、指揮者サイモン・ラト
ルとともに出演。また、オルガニスト、ピアニストとして出演した97年
のプロムスのラストナイトコンサートは、衛星中継で日本をはじめ世界
各地に放映され、音楽雑誌等からも注目を集めた。
一方、ジャズ・ピアニストとして各地のジャズ・ワークショップに参加
する。指揮者としても数々のオペラ・プロジェクトに参加し、世界初演
のプロデュースも意欲的に手がけ、いずれも高い評価を受けている。
97、98年ブレゲンツ音楽祭では<ポギーとベス>を指揮した。
現在、マンチェスターのブリッジウォーター・ホールのオルガニストを
務める。
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オーレ・エドワルド・アントンセン(トランペット)
Ole Edvard Antonsen:Trumpet
1962年、ノルウェー生まれ。20歳でノルウェー国立音楽院を金管楽器奏
者として初の優秀賞を得て卒業。同年より90年までオスロ交響楽団に所
属。以来、ソロ・トランペット奏者として活躍。
87年、ジュネーヴ国際音楽コンクールにおいて優勝、世界的トランペッ
ト奏者モーリス・アンドレが55年の同コンクールで優勝して以来の大物
再来と大反響を呼ぶ。
これまでにオスロ交響楽団、プラハ交響楽団、スウェーデン王立室内オ
ーケストラ等ヨーロッパ各地のオーケストラと共演、また、数々の国際
音楽祭の招待演奏を行い大好評を博す。さらに最近は、20ヶ国以上にも
のぼる世界各地でのソロ・コンサートの実施やテレビやラジオの番組出
演、レコーディング等幅広い活動により、ソロ・トランペット奏者とし
て多方面より注目を浴びる。
92年アルベールビル冬季オリンピック閉会式、94年リレハンメル冬季オ
リンピック開催時のファンファーレで、アントンセンが大活躍したのは
記憶に新しい。暖かく深い音楽、コントロール自在で安定したテクニッ
ク、色鮮やかな音、クラシック、ビッグバンド、ジャズ、ロック、ジャ
ンルを問わず何より美しいメロディーを愛するアントンセンの魅力は限
りない。92年にリリースされたソロアルバムは10万枚を突破、以来次々
にレコーディングが計画され、ヨーロッパ全土に爆発的な人気を誇って
いる。
http://www.arttowermito.or.jp/atm-j.html 次回配信をお楽しみに!---