これまでにお送りした水戸芸術館ATM速報

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Date: Fri, 15 Jul 2011 20:48:13 +0900
From: tamamik@arttowermito.or.jp
Subject: [atm-info,02691] Koja Misako & Kizuki Minami
To: atm-info@arttowermito.or.jp
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▼水戸芸術館ATM速報2011年7月15日発 -----------------

琉球・奄美からの風〜
それは、現代の私たちの日常では覆い隠されてしまいがちな、
生命の根源から発せられる「歌」を運んでくれます。
輝く海に囲まれた島の自然とともに生き、長い歳月を経て、
生活の中から作り上げられてきた「歌」は、今も、かの地の人々の
暮らしの中に息づいています。人間として、何がほんとうの喜びや
生きがいであるのか?そんな根源的な問いを包み込んだ、しかし
今日の私たちが喪失しつつある「歌」の原風景を、
琉球・奄美からの風に乗せて、お届けします。

古謝美佐子は、沖縄民謡の歌い手として、絶大な支持と賞賛を集めて
いるアーティストです。
80年代には、坂本龍一が古謝美佐子の歌声に惹かれ、ユニットを結成、
ワールド・ツアーを実施。それ以来、古謝美佐子の活動は、日本国内
のみならず、ヨーロッパやアメリカなど国際的なフィールドへと
広がっていきました。
1997年に発表した「童神」は、古謝美佐子が初孫の誕生を前に書いた、
純真で神様の魂に近い心を持つ幼子の成長を願った歌で、夏川りみ、
加藤登紀子、城南海など多くの歌手がカヴァーしています。

城南海は、奄美出身の将来を嘱望される若き歌い手です。城南海の
歌のルーツは、奄美民謡「シマ唄」です。
そして、城南海はこのかけがえのない「シマ唄」を、現代的な感性と
融合させたオリジナル・ソングへと昇華させようとしています。
天賦の才に恵まれたその歌声は、壮大なスケールと深い情感を伴って、
人の心をとらえます。

陽光降り注ぐ島々の「歌」の伝統に導かれ、奇蹟のように現われた
2人の歌手--古謝美佐子と城南海。先人たちの魂と共に歌い継がれて
きた琉球・奄美の「民謡」とこの才人たちの「オリジナル曲」など
今日の歌をお楽しみいただきます。
琉球・奄美の風を感じに、水戸芸術館にいらっしゃいませんか?

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古謝美佐子(こじゃみさこ)&城南海(きずきみなみ)
〜琉球、奄美からの風〜
http://arttowermito.or.jp/hall/hall02.html?id=213
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2011年 8月21日[日] 14:00開演 (13:30開場)
水戸芸術館コンサートホールATM

出演:城南海(うた、奄美三味線)
   五十嵐勝人(ギター)、舛岡圭司(パーカッション)
   佐藤ひろのすけ(ピアノ)、古川淑恵(チェロ)
   古謝美佐子(うた、三線)
   佐原一哉(キーボード、ギター)、知花さゆり(琉球舞踊)

第1部・城南海ステージ
・朝花節(奄美民謡)
・行きゅんにゃ加那節(奄美民謡)
・国直よね姉節(奄美民謡)
・ずっとずっと
・あさなゆうな
・兆し
・アイツムギ  ほか

第2部・古謝美佐子ステージ
・安里屋ユンタ(琉球民謡)
・海ぬチンボーラ(琉球民謡)
・黒い雨
・アメイジング・グレイス(沖縄語ヴァージョン)
・ポメロイの山々  ほか

第3部・古謝美佐子&城南海ステージ
・童神
・花  ほか

vivo158号[2011年8月号]に特集記事がございます。
http://arttowermito.or.jp/hall/hall_vivo.html

主催:財団法人水戸市芸術振興財団

料金:(全席指定)3,500円
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チケット発売:2011年 7月23日[土]
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・水戸芸術館「塔」1階チケットブース(9:30〜18:00)
・館チケット予約センター Tel. 029-231-8000(9:30〜18:00)
・MUSIC SHOPかわまた Tel. 029-226-0351
・ヤマハミュージック関東 Tel. 029-244-6661
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード144-927)
・CNプレイガイド 0570-08-9990

水戸芸術館ネット会員様及びATM速報受信のお客様は、下記
館ウェブサイトから、ご登録のメールアドレスのご入力でご予約
いただけます。(発売日 9:30以降、公演前日または完売まで無休)
https://www.arttowermito.or.jp/t/authenticate.cgi
*「チケット情報 http://arttowermito.or.jp/tickets/ticket.html」
 のページをスクロールして下方「オンライン予約」クリックでも
 ご利用いただけます。

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http://arttowermito.or.jp/tomonokai/tomonokai01.html

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古謝 美佐子 Koja Misako http://www.kojamisako.com/

1954年沖縄県嘉手納町生まれ。9才でレコードデビュー。
86年より坂本龍一のユニットに参加。
90年から沖縄民謡女性コーラスグループ「ネーネーズ」のリーダー
として参加し、6枚のアルバムなどを発表。95年末ネーネーズを脱退し、
ネーネーズのプロデューサー、佐原一哉と共にソロ活動開始。
アルバム「天架ける橋」(2001)は、「21世紀の沖縄音楽の夜明けを
告げるアルバム」と絶賛される。また、その中に収録されている自作
詞の「童神(わらびがみ)」(1997年作)は、新しい沖縄を代表する
子守歌としてブームを呼び、城南海、夏川りみ、山本潤子、花*花、
加藤登紀子など数々の歌手によってカヴァーされている。08年には
アルバム「廻る命」を発表。07年より文楽人形の吉田勘緑とのコラボ
レーション「人形版吉屋チルー物語」を全国各地で上演するほか、
坂本龍一のオペラ「LIFE」(1999年)出演、アイルランドの国民的
バンド「チーフタンズ」のアジア・ツアー(2001年〜02年)ゲスト
参加、モンゴル800、夏川りみなどのCD参加等、活動は多岐にわたる。
CDの最新作はライブ会場限定販売の「日々是好日」。
3歳の時に父親を基地内の事故で亡くすも、現在まで嘉手納町に住み、
歌を通して平和の尊さや戦争の悲惨さを訴え続けている。
「古謝の声には高周波とゆらぎ成分を同時に持ち、人を癒したり健康
促進の効果がある」と言う内容の分析結果が大学教授と音響研究者に
より発表され、話題となっている。また、作家の五木寛之は、「いま
最も凄い歌手」と絶賛する。

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城 南海 Kizuki Minami http://kizukiminami.com/

鹿児島県奄美大島生まれ。
兄の影響で奄美民謡「シマ唄」を始め、2006年鹿児島市内でシマ唄の
パフォーマンス中にスカウトされる。08年デビュー前にして鹿児島
テレビで約1時間のドキュメンタリー特番が放送され注目を集める。
09年1月シングル「アイツムギ」でデビュー。同年7月22日、日本で
46年ぶりに観測された皆既日食当日に地元・奄美で皆既日食の最中に
リアルタイムでMusic Video「太陽とかくれんぼ」を撮影し、大きな
話題となる。8月には、NHKみんなのうた「あさなゆうな」を収録した、
1stアルバム「加那〜イトシキヒトヨ〜」を発売。
ライブでは、定期的に行なっているワンマンライブ「ウタアシビ」を
はじめ、SUMMER SONIC 2009、Sunset Live 2009 など各地の
音楽フェスにも出演。RYUKYUDISKOやLGYankeesのアルバムに参加する
等、シンガーとして独自の活動を行なっている。
2010年1月、奄美観光大使に任命。3月にシアターレストランの
イメージソング「ルナ・レガーロ〜月からの贈り物〜」、翌4月に
NHKドラマ「八日目の蝉」の主題歌「童神〜私の宝物〜」を2カ月
連続でリリース。 また、ニューヨークで行なわれた「Japan Day」や、
「上海万博」、そして南京大学の大礼堂でのライブを行なった
国際交流基金主催日中親善イベントのステージに出演するなど、
国境を越え活躍の場を広げている。
現在、ACジャパン「国境なき医師団」支援キャンペーンCMソング
「ずっとずっと」が注目を集める中、約1年半振りのCDリリースと
なるシングル「兆し」が9月7日に発売。

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